アシャ公演レポート inフランス(1)

「アシャのライブに感動!」
文・松山晋也

 国内盤のリリースと初来日公演を控え、一足先に、フランスでアシャのライヴを観てきました。1発目は4月14日パリ、2回目は同20日ブルジュです。

 まず14日。会場のバタクラン(リキッドルームをもっと大きくした感じで、収容人員1500人ほどの有名なハコ)の地下鉄最寄り駅オーベルカンフで降りるとすぐに、何やら人の列が目に飛び込んできました。そしてそれは、なんとバタクランまで延々と続いているじゃあーりませんか。こんなに長い観客の列を見たのは久しぶり。早くも興奮。いやー、予想をはるかに上回る人気なんですね。この夜のライヴは、現在続いているフランス・ツアーの一コマなんですが、今回のツアーはどこも全てソールドアウトだそうです。

暗いステージ上に並んだギター、ベース、ドラム、キーボード、そしてコーラスのメンバーがまず演奏し始めたのは「360°」。ベースとドラムを軸に、タイト&ファンキーにボトムを固めるアレンジは、CDのフォーキーなアプローチよりもかなりアグレッシヴ。いきなり盛り上がる観客の歓声に導かれるように登場したアシャは、「アシャ(はやぶさ)」というあだ名どおり軽快な足取りでステージ上を機敏に動き回りながらヴォーカルを重ね、タイトなグルーヴに熱いスピリットを注ぎ込んでゆきます。会場はもう大騒ぎです。